本展は、三好氏ゆかりの寺院である妙國寺・南宗寺や中世の堺南荘の総鎮守であった開口神社の所蔵品を中心に展示します。
まず、三好氏ゆかりの寺院の所蔵品として、三好長慶画像(南宗寺蔵)、三好実休画像(妙國寺蔵)などの三好氏一族の肖像画や、最近の研究で三好氏関係の書状などが紙背から見つかった日珖の日記『己行記』(妙國寺蔵)を展示します。「春の文化財特別公開」(期間:5月20日~5月24日)とも連携した展示となっています。
開口神社の所蔵品では、開口神社境内図など当館に寄託されている品々を展示します。
展示を通じて、中世から近世にかけての堺の歴史にふれていただけましたら幸いです。