戦後日本の銅版画のパイオニアとして、銅版画の表現の可能性を切り開き、後進を育て、日本に銅版画という芸術ジャンルを定着させた駒井哲郎(1920-76)。
2010年に生誕90年を迎えたのを祝し、駒井作品の熱心なコレクターである福原義春氏(資生堂・名誉会長)の約500点という膨大なコレクションを中心に、銅版画、カラーモノタイプ、ブックワーク、水彩・素描、原版などを展示し、都会的で端正な抒情性をもつ駒井哲郎の千変万化にする版による表現世界を探求し、魅力に迫ります。
※会期中、展示替えがあります
前期 10/29~11/20
後期 11/23~12/18