西宮市より寄託を受けた笹部さくらコレクション約5000点の中から文献・美術工芸品など約300点を選んで展示したします。
明治20年、大阪道島に生まれた笹部新太郎翁の桜人生は、じつに90余年に及びます。
その間、翁はその生涯と私財を注ぎ込み、ひらすら日本古来の山桜・里桜の保護・育成に努めました。
この度の春季特別展では、ライフワークの場であった武田尾「亦楽山荘」での花見に関する資料から当時の山の様子を紹介いたします。またテーマの「お花見」より、翁が蒐集した桜文様の盃や徳利、菓子鉢や皿、茶碗などを華やかに展示いたします。
※会期中一部展示替えがあります。
前期 3/23~4/24
後期 4/27~5/30