片岡鶴太郎氏は、1954年東京都西日暮里に生まれました。幼少のころから役者になることを夢見て、高校卒業と同時に声帯模写の片岡鶴八に弟子入りします。独立後はテレビのバラエティ番組で人気を得、現在は幅広いキャラクターを演じる役者として活躍しています。1995年に東京で初の個展「とんぼのように」を開催、以来、毎年新しい作品展を開催し、その心に奏でられた色彩は多くの人々を魅了しています。
本展では、役者にして画家であり、一方では陶芸や染色にも多彩な才能を発揮している片岡鶴太郎氏の絵画作品や陶芸作品などを中心に紹介します。
「墨戯彩花(ぼくぎさいか)」とは「絵を描くことは孤独だか、椿と2人でいると潤いが生まれる」ことを表現した片岡鶴太郎氏の俗語です。