ちひろ美術館は、世界最初の絵本専門美術館として1977年に開館以来、すぐれた子どもの本のイラストレーションを貴重な文化財のひとつとして位置づけ、原画と資料の収集・保存・公開に努めてきました。現在、いわさきちひろの作品9400点のほかに、世界32ヵ国199人の画家約16900点の作品(2010年12月現在)を収蔵しています。
本展では、ちひろ美術館コレクションのなかから、子どもの本の国際賞では最も名誉ある賞のひとつとされる「国際アンデルセン賞画家賞*」を受賞した画家10人の魅力あふれる作品を紹介します。