タイトル等
ベストセレクション 展
湯布院で没した放浪の詩人画家 佐藤溪没後50年記念5
会場
由布院美術館
会期
2010-12-17~2011-04-11
休催日
木曜日(祝祭日の場合は翌日が休館日)、1月18日~20日
開催時間
午前10時から午後5時半まで(入館は5時まで)
観覧料
大人(中学生以上)600円、 子供(3歳~小学生)300円

概要
1960年12月30日、佐藤溪(けい)は大分県湯布院の地でその生涯を終えました。
そして今年、2010年は、溪の死後50年目となります。由布院美術館では、2010年の初めより、「佐藤溪没後50年記念展」シリーズを約3ヶ月ごとにテーマを替えながら開催して参りましたが、いよいよ今回の第5回がシリーズ最終展覧会となります。
本展は最終回にふさわしく、佐藤溪の代表作を網羅し、見応えのある展覧会に致します。加えて、小品ながら、いかにも溪らしい未発表作品も展示致します。

佐藤溪は広島で生まれ、東京で育ち、24才で第二次世界大戦に招集されました。戦後復員し、家族の疎開先である出雲から、詩人画家:佐藤溪がスタートしました。そして、無名のまま1960年、両親の住む湯布院で42才の生涯を終えました。
由布院美術館が溪の偉業を公開するべく1991年に美術館をオープンした後、NHK教育TVの「日曜美術館(1994年7月10日放送)」にも紹介され、全国にその名は知られるに至りました。

佐藤溪の作品の魅力は、その自由な作風にあります。絵の中に悩みや戦争の傷跡が隠せなかった時期のものから、それをあたかも逸脱したかのように自由気ままに放浪しながら描いた時期のものまで、さまざまです。穏やかに、時に激しく、見る者に深い感慨を呼び起こさせます。

今回は、「洋館」「青い空と緑の畑」「蒙古の女」「富士の舞」など、約60点を展示致します。

ホームページ
http://www.coara.or.jp/~yufuin/
展覧会問合せ先
0977-85-3525
会場住所
〒879-5102
大分県由布市湯布院町川上岩室2995
交通案内
JR由布院駅より徒歩10分
大分県由布市湯布院町川上岩室2995
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索