この展示は2本立てで、次の2つのトピックスからなります。
(1)国会議事堂に使われた県内産石材
国会議事堂の内装には,おもに石灰岩(大理石)が使われています。これらを県別にみると,最も目立つところに大量に使われているのがおそらく徳島県産の大理石です。この展示では国会議事堂に使われた石材の学術的意義や、7種類の県内産石材のそれぞれについて詳しく説明します。
(2)鳴門海峡海底産の化石
渦潮で有名な鳴門海峡の海底からは,ナウマンゾウやシカなどの哺乳動物化石や、トウキョウホタテなどの海生動物化石が漁網にかかって発見されています。海底からこれらの化石がなぜ見つかるのでしょうか?たくさんの鳴門海峡海底産の化石を展示するとともに、そこからわかること、まだわかっていないことなどを解説します。