タイトル等
没後80年高島北海展 造化の秘密を探る
会場
下関市立美術館
会期
2011-02-11~2011-03-21
休催日
月曜日(祝日の場合は開館)
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般900円 / 大学生700円
(20名以上の団体料金は、一般720円 / 大学生560円)
主催者
下関市立美術館 山口新聞社
概要
北海高島得三は、その前半生、工部省、農商務省の技術官僚として地質調査や山林行政に従事し、日本国内はもとよりヨーロッパにも赴いて各地の山岳を踏破、官界を去ったのちも山岳の探求を続け、その足跡を北米、中国、朝鮮へと拡げています。
画家としての北海は、日本美術協会展や文部省美術展覧会(文展)を舞台に活躍し、日本画界の重鎮と目されました。しかしながらその活動が旧派の側に拠るものであり、晩年中央と距離を置いたこともあって、没後しばらくその画業が忘れられた経緯があります。 北海の再評価は、戦後にいたって、 1880年代のナンシー派アール・ヌーヴォーとのかかわりが注目されたことを機に始まりました。
「天然物の写生をなして造物者と親密の交際をするのが第一である」という本人のことばにうかがわれるとおり、北海の制作は、世界の創造の根本に参入しようとする壮大な企図にもとづくものです。その意義は今日あらためて重みを増していると考えられますが、地質学など西洋の自然科学と南画という東洋の絵画形式を一体化しようとする北海の方法は、近代美術史上に特異な存在であり、さらなる評価と研究が積み重ねられていくことが期待されます。


※会期中展示替をおこないます。
《前期:2月11日~2月27日/後期:3月1日~3月21日》
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/index.html
展覧会問合せ先
下関市立美術館 083-245-4131
会場住所
〒752-0986
山口県下関市長府黒門東町1-1
交通案内
JRからバス

▶ JR下関駅[東口]から (所要時間 約20分)

1番乗り場…長府・小月方面 (「市立美術館前」下車)
2番乗り場…宇部・秋吉・山口方面 (「市立美術館前」下車)

▶ JR新下関駅から (所要時間 約25分)

3番乗り場…「城下町長府」を経由する「マリンランド」行 または 「下関駅」行に乗車
→「関門医療センター」下車 (徒歩3分)

▶ JR長府駅から (所要時間 約15分)

バス停「長府駅前」(国道2号線沿い・ジョイフルの前) または 「長府駅」(駅ロータリー内)…「下関駅」または「市民病院」行に乗車
→「市立美術館前」下車すぐ

※ご注意
「長府駅」発は、運行本数が限られ、午前中・数本のみです。
「長府駅前」発は、10~15分に1本の間隔で運行。


自動車を利用

▶ 中国自動車道

下関インターチェンジから 「下関市街」~「壇の浦」方面へと進み、国道9号線合流点を長府方面へ。合流点から、約5キロ。 (関門医療センター向かい)
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/
山口県下関市長府黒門東町1-1
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