大阪歴史博物館では、平成23年1月12日(水)から2月28日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「発掘された日本列島2010」/(同時開催)「なにわの考古学30年の軌跡-足の下に眠る歴史-」を開催します。
今回は近年特に注目される20遺跡から約450点の出土品を展示するとともに、特別史跡「キトラ古墳」・「高松塚古墳」、邪馬台国問題についても紹介します。
日本では年間9,000件を超す発掘調査が行われており、日々新たな発見が続いています。これら最新の成果を国内の各地で公開することを目的として、文化庁が主催となって1995年から「発掘された日本列島」が行われています。本展「発掘された日本列島2010」は2010年5月より全国5箇所を巡回したのち、その最後の会場として大阪で開催されるものです。
また、大阪会場の地域展として開催される「なにわの考古学30年の軌跡-足の下に眠る歴史-」では、これまで大阪市域で行われた発掘成果の蓄積から代表的な資料を紹介します。本格的な発掘調査が行われる以前の時期に発見・採集された資料も多く、大阪以外の博物館施設で収蔵・保管されているものもあり、この機会にそうした資料を是非ご覧下さい。