秋吉台国際芸術村では、1998年の開館以来アーティストたちの往来によって様々な思想や文化の枠を超え、芸術をとおして人々が行き交い触れあう場となるアーティスト・イン・レジデンス事業を行っています。そのなかでも世界公募にて実施しているレジデンス・サポート・プログラムでは、国内外の若手芸術家の滞在創作・交流活動などを支援しています。
今年度は、71ヶ国378件の応募があり、そのなかから選考された3人のアーティストが来村します。アーティストたちは、秋吉台国際芸術村に70 日間にわたって滞在し、異なる文化・生活・制作環境のなかで日々の発見に驚き、差異に戸惑い、接点に喜び、これらの経験をエネルギーとして、作品の創作や発表、地域交流活動などを行って行きます。滞在終盤には、滞在中に創作した作品やそのプロセスなどを発表する展示も行います。