タイトル等
日本画家と挿絵の制作
会場
鎌倉市鏑木清方記念美術館
会期
2011-02-11~2011-04-24
休催日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日を休館)
開催時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般200(140)円 小・中学生100(70)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
(財)鎌倉市芸術文化振興財団(鎌倉市鏑木清方記念美術館指定管理者)
概要
【第一期】2/11~3/21 -泉鏡花とのかかわり-
清方は、明治35年に発行された『三枚續』において、あこがれていた鏡花の小説に初めて口絵と装丁を手掛けました。鏡花の口絵は、様々な画家が描いていますが、中でも清方の挿絵は特に人気を博し、日本画家への道を後押ししました。清方の随筆や鏡花の文章からは、互いへの敬愛の念が読み取れます。
清方は、鏡花が亡くなった直後に、『鏡花全集』の編纂委員を務めており、鏡花の好きだった兎や紫陽花を用いた装丁からは、故人に対する哀悼の気持ちが感じられます。
本展覧会では、清方が描いた口絵や装丁をはじめ、清方の随筆などから2人の心あたたまる交流を偲んでいただければ幸いです。


【第二期】3/25~4/24 -樋口一葉への情憧-
清方は、明治24年に日本画家・水野年方へ入門し、一葉の小説に挿絵を描くこと目標に、挿絵画家としての勉強に励みました。しかし、間もなく一葉は夭折し、その機会は失われてしまいます。
ある日、樋口家の墓に詣でると、一葉の墓標に寄り添う「たけくらべ」の主人公・美登利の姿が浮かびます。そうして制作された『一葉女史の墓』は、挿絵から日本画家の世界へ転身してゆくきっかけとなりました。
本展覧会では、『一葉女史の墓』『にごりえ』など一葉作品を題材にした作品を中心にご紹介します。
ホームページ
http://kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
展覧会問合せ先
Tel.0467-23-6405
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
交通案内
JR横須賀線・江ノ電「鎌倉駅」下車、小町通りを北に徒歩7分左折。
※駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
ホームページ
http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
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