1945年から10年間、蓼科の厳しい自然と向き合った小堀四郎(1902-1998)。その後、東北、北陸地方、そしてイラン、イラクを訪れ、自然界の奥深さや神秘を感受した小堀四郎の軌跡を特集展示でたどります。
さらに今年、生誕110年・没後50年を迎える津金寉仙(1900-1960)と息子・津金孝邦(1929-)の書、藤井浩佑(1882-1958)と藤井を師とする長田平次(1888-1964)と立川義明(1918-)の彫刻、世界的にもその名が知られている概念芸術家・松澤宥(1922-2006)野作品を展示します。作家自身、作家から作家、作品から鑑賞者といった視座から、様々なアートの軌跡をみつめます。