「モダン」で「文化的」な大正時代、「激動」の昭和時代―。
明治時代に採り入れられたさまざまな西洋文化は、大正期以降、人々の生活に浸透していきました。ガスは炊事や暖房に使われ、ラジオ放送が始まり、「職業婦人」に代表されるように、女性の社会進出も顕著になりました。戦時下には、食品や衣料などあらゆるものが統制のもとにおかれましたが、終戦後は経済の復興とともに生活も急速に変化していきました。
本展示会では、大正時代から昭和30年代までの衣・食・住など国民の日常生活に関わりのある公文書を、「暮らす」「装う」「食べる」「学ぶ・楽しむ」「生きる」の5つのコーナーでご紹介します。
(期間中、一部展示替えを行います。)