うち寄せる波、降り注ぐ雨、鏡のようにすべらかな水面、濁った水たまり。水がもついろいろな動きや表情は、様々な形や色で表されてきました。また、水の表現にたくして、穏やかさ、不安、悲しみ、怒りなどの気持ちが表されていることもあります。
この小展覧会は、とらえどころのない水がどのように表現されているか、その表現に注目して美術作品をご覧いただくものです。様々な作家によって制作された油彩画、版画、ガラス器、衣服など39件の作品を展示します。
会期中は無料のワークシート、水に関連した創作・体験プログラム、講演会、コンサートなど、様々なメディアを通して水とふれ合う機会も用意しています。子どもから大人まで楽しめる幅広い内容のプログラムです。展覧会とあわせてお楽しみください。