「切手や郵便から文化を読み解くことができる」をテーマに、浮世絵を紹介する展覧会です。
1948年発行の『見返り美人』の切手をはじめ、日本には浮世絵を題材とした切手が170種類ほどあります。また浮世絵は諸外国にも広く知られており、多くの国・地域から浮世絵の切手が発行されています。
浮世絵は、江戸時代の人々のファッションブック、演劇やイベントの情報案内、観光ガイドなど、流行を伝えるメディアでした。そこには、江戸で暮らした人々の生活が描かれています。本展では、「人物」「風景」「花鳥」「その他もろもろ」に分類し、切手になった浮世絵を紹介します。
現代のメディアでもある郵便切手が“江戸のメディア 浮世絵”を分析する、切手の博物館的アプローチを、どうぞお楽しみください。