タイトル等
ハンス・コパー展 ― 20世紀陶芸の革新
会場
岩手県立美術館
会期
2010-12-04~2011-02-13
休催日
月曜日(ただし1月10日は開館し、11日休館)、12月29日~1月3日
開催時間
9:30-18:00(入館は17:30まで
観覧料
一般/前売650円(当日800円) 高校・学生/前売400円(当日500円)
小・中学生/前売250円(当日300円)
・20名以上の団体は、前売料金と同額で観覧できます
主催者
岩手県立美術館、朝日新聞盛岡総局、岩手朝日テレビ
概要
ハンス・コパー(1920-1981)は、バーナード・リーチやルーシー・リーと並ぶ20世紀イギリス陶芸界の巨匠として高い評価を受けています。
東西の陶芸文化に触れ伝統的な手法からやきものの美を追求したリーチとは異なり、リーやコパーの作品は、都会的なモダンデザインや建築空間を意識した作品であるといえるでしょう。とりわけコパーの作品は、ロクロによって成形され、表面の装飾により陰影をはらみ洗練された彫刻作品のたたずまいをみせています。こうした点からコパーは、うつわを超えて陶芸の新しい可能性の発見へと領域を広げた、陶芸の美的価値に新たな局面を開いた作家として、イギリスのみならず世界の20世紀における陶芸の展開に大きな足跡を残したといえます。

コパーは1920年、ドイツのザクセン州ケムニッツに生まれました。父親がユダヤ人であったことから、迫害から逃れロンドンに亡命し、第二次大戦中にさまざまな困難を乗り越えながらも、彫刻家になる夢を抱いていました。コパーに転機が訪れるのは終戦後、仕事を求めてオートクチュールのボタンづくりをしていたルーシー・リーとの出会いでした。その後、二人は終生深い友情に結ばれお互いに影響を与えながら、それぞれのスタイルを築いていったのです。

本展は、そうしたコパーの生涯と芸術を、日本で初めて紹介する大規模な回顧展です。素描やリーとの共同制作で知られるテーブル・ウェア、建築空間への陶芸からのアプローチ、ミケーネやエジプトなどのアルカイックな古代文明の作品に刺激を受け現代的な造形へと昇華させたキクラデスやスペード・フォームなど、初期から最晩年にいたるコパー芸術の全貌を、ご遺族のジェイン・コパー氏の全面協力を得て展観いたします。
ホームページ
http://www.ima.or.jp
展覧会問合せ先
Phone.019-658-1711 Fax.019-658-1712
会場住所
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
交通案内
盛岡駅 東口より
岩手県交通バス『盛南ループ200』乗車、「県立美術館前」下車
(左回り 盛岡駅東口バスプール⑩番乗り場 美術館まで約13分 200円)
(右回り 盛岡駅東口バスプール⑤番乗り場 美術館まで約31分 200円)

盛岡駅 西口から
・ 徒歩20分
・ タクシーで5分
ホームページ
https://www.ima.or.jp/
会場問合せ先
E-mail:[email protected]
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
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