最近、絵を描きましたか? ものを作りましたか?
あなたが学生なら、美術や図工の授業があるでしょう。
でも大人になると、「表現」する機会は少ないものです。
本展では一生を「表現」に捧げた男たちに注目します。
自分の中にあるイメージを、実体(作品)に変えて、世に送り出す。
それは大いなる実験であり、挑戦であり、自分との戦いでもあります。
「なにより恐ろしいのは、決して完成というものがない ということだ。
よく働いた、さあ明日は日曜日だ と言えるような瞬間は、絶対に訪れない。
止めるや否やもう再開だ。
これにはもう触れないと言いながら、一つの絵を片付けてしまうことはできる。
だが“終わり”という文字を書き込むことは、絶対にできない。」
・・・ピカソ
作り手や時代に思いをはせながら作品と向かい合う時、
自分だけの新たな「表現」がみつかるかもしれません。
本展では、ラリック、ドーム、ピカソ、シャガール、ダリほかの作品
約100点を展示します。