掛川市二の丸美術館は、平成10年に開館して以来、購入・寄贈・寄託などにより数多くの美術品を収集してきました。
毎年8回程度の展覧会を企画し開催していますが、その内容によっては展示機会に恵まれない作品もあります。
今回の展覧会では、最近新たに収蔵した作品を中心に、日ごろ展示機会が多くない作品とあわせ、江戸絵画から洋画まで、時代や技法にとらわれず一堂に展示いたします。
江戸絵画では、掛川藩お抱えの村松以弘、横須賀藩お抱えの大久保一丘。日本画では、掛川ゆかりの永井正御。洋画では、明治~大正に活躍した黒田清輝、掛川に住んでいた青木達弥、現在掛川内にアトリエを構える柳澤紀子、佐々木信平、木村鐡雄。版画では静岡在住の創作版画家の牧野宗則など、幅広い作品の展示を行います。