平成22年は、わが国初の大規模な国際的首都である平城京が誕生してから1300年に当たり、これを記念し平城遷都1300年祭が開催されています。また、奈良市杉岡華邨書道美術館開館10周年の節目の年でもあり、この記念すべき年に「平城遷都1300年記念 日本代表書作家展」を開催します。
本展では、現代書壇を代表する102人の書家が、奈良をテーマに新しく制作した作品を一堂にご鑑賞いただけます。奈良に関して新しく書かれた書がこれだけ多くまとまって展観されること自体が極めて珍しく、本展はその貴重な機会となります。展覧会終了後、全ての作品は奈良市に寄贈されることになっており、これまでにない画期的な催しとなります。平城遷都1300年祭をいっそう華やかに彩る本展をご覧ください。
第1期 関西の漢字篆刻作家 5月22日(土)~7月25日(日)
第2期 かな作家 7月31日(土)~10月11日(月・祝)
第3期 関東の漢字・調和体・篆刻作家 10月16日(土)~12月25日(土)
*巨匠作家の作品は3期を通してご覧いただけます。