19世紀末のヨーロッパを彩った芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)の展覧会を、高崎市のふたつの美術館で合同開催します。
チェコ生まれのミュシャは28歳でパリに出て絵画を学びました。34歳のときに手がけた、女優サラ・ベルナールの演劇ポスターがパリでセンセーションを巻きおこし、時代を代表する芸術家として名を馳せます。世紀末のアール・ヌーヴォー様式を確立した彼の作品群は、今も世界中の人々を魅了し続けています。
生誕150年にあたる本年の展覧会では、優美な女性たちを描いた絵画・ポスター・装飾パネルや華麗な宝飾品、故郷、チェコへの想いのあふれる油彩画など約180点を紹介します。