・謎の多いオルメカ文明を現地の最新の研究成果をもとに、日本とメキシコのオルメカ文明研究者、各専門家、学芸員などの全面協力を得てわかりやすく紹介します。
・オルメカ美術は、欧米で高く評価され、その完成度の高さと象徴的な表現手法は、現代美術にも大きな影響を与えています。本展覧会では、ヒスイなどの玉製品、彩色土器など原始美術のもつ力と美しさを併せて紹介します。
・マヤはオルメカから始まったとも言われています。展覧会は、マヤから時代を遡るたびを始め、熱帯のジャングルに残されたオルメカ文明の世界を巡ります。そして、再び「マヤへの道」をたどり、最後は2012年「マヤ暦による世界の終末」など、さまざまな謎にも挑戦します。
・日本では、1986年にオルメカ展が開催されたことがありますが、「オルメカ文明の起源からマヤのはじまり」までを総合的に紹介する展覧会は初めてです。