コレクション展Ⅱでは、この一年間に当館に収蔵された作品を特集1「新収蔵品から見た現代」、特集2「ブラジル日系人画家の系譜」として紹介します。また小企画として「美術の中のかたち-手で見る造形 金氏徹平展 Ghostin the Museum 」を開催します。
この一年間当館に新たに収蔵された作品は、購入寄贈を合わせて114点に及びます。これまでの収蔵方針に添って兵庫ゆかりの作家を中心とした現代作家の作品が収蔵されました。特筆すべきは、2008年のブラジル移民100周年を記念して、サンパウロ在住のコレクター、リカルド・タケシ・赤川氏より寄贈を受けたブラジル日系人画家の作品群です。日本国内では初めてのまとまった日系人画家の作品収蔵であり、作品を通じてブラジルへ移住した人々の美術への思いをたどることができます。一方、恒例の「美術の中のかたち」では、近年の評価著しい金氏徹平による展覧会を開催します。
前期:7/17~9/12
後期:9/14~11/7