当館では、「トイコレクション」として、優れたデザインで知られるスイスのネフ社をはじめとして、内外の主に“木”を素材とする積み木やパズルなどを収集してきました。これらの玩具のデザイン性の高さは各国のデザイン誌にも紹介されてきました。本展では当館が収集してきたこのトイコレクションを中心に、ネフ社の創始者・クルト・ネフの仕事をクローズアップするとともに、ネフと同年代に活躍したアントニオ・ヴィターリの作品を、日本ではじめて本格的に紹介。製造工程にも触れ、人と木と遊びの造形を考えます。トイに触れて遊べる「トイの日」、関連ワークショップを多数開催いたします。