美術館は、美術作品を鑑賞するスペースであると同時に、観客とアーティストが出会う場です。そして、地域の文化活動をサポートするための場として社会的な役割を担っています。
《夏の福袋2010》では、若手作家、アート・マネージャー、エデュケーターが造形プログラムを企画しました。
その内容は、制作のエッセンスを体験する造形講座、展覧会活動について学ぶワークショップ、美術館周辺の環境にふれるアート・プロジェクトです。
特に、今回は作品制作の過程や美術館について探求することができるプログラムをご用意しました。
この《夏の福袋2010》の造形プログラムや上映会等を通じて、つくることの楽しさや面白さを実感していただきながら、アーティストや美術館の役割について考えていただければ幸いです。