このたび鶴岡アートフォーラムは、昨夏に当館で開催した親子ワークショップ「たべる!はかる!美味しくアート!」に続く企画として、造形作家 タ
ムラサトルによる市民交流プログラム「ぐるぐるボカン ~まわる!はしる!つるおかの自然」を開催します。
巨大なワニがモーターの力でぐるぐる高速回転する《スピンクロコダイル》、山が山を登っていく《Double Mountain》、様々なものの重さを調節することを作品化した《Weight Sculpture》シリーズなど、タムラサトルの作品はどれもインパクトがありユニークです。
物体や素材に付きまとう「意味」を、それらを高速回転させたり、とある正確な数値にするといった行動によって振り落とし、「それはそれ以外のなに
ものでもない」ということを明示することが、タムラサトルの作品テーマです。
本展は、造形作家 タムラサトルの過去最大規模の個展として、「鶴岡の自然」をテーマに、月山やクマ・釣り・クラゲ・雷などを取りあげ、山、海、
平野へと広がる豊かな自然を作家の独自の視点でとらえた新作やこれまでの代表作品を多数紹介します。