化石、はく製、骨格など約100点もの標本を通して、海棲哺乳類の進化と生態の謎に迫ります。シロナガスクジラ、マッコウクジラ、シャチ、ミナミゾウアザラシ、ジュゴンなど、世界のさまざまな地域でくらす、さまざまな海棲哺乳類を間近に見ることができます。また、クジラの歯に触れたり、クジラの歌を聴いたりと、体験型の展示を取り入れ、ファミリーで楽しめる展覧会となっています。過去に何度も報道されているイルカやクジラの集団座礁についても取り上げ、そのメカニズムや最新の研究成果も紹介します。
本展は3月13日から開催する「大哺乳類展-陸のなかまたち」とあわせて二部構成の展覧会です。地球に生きる私たちのなかま、哺乳類の多様性を理解し、ほかの生物たち、かれらがすんでいる環境とのつながりを通して、地球の生物多様性について考えてみませんか。