平成18年秋に本県で開催されました、第21回国民文化祭・やまぐち2006の陶芸展では、国民文化祭史上最多となった応募作品の数々が全国各地から寄せられ、あらためて、わが国社会に根付く陶芸文化の沃野の豊かさと現代における造形表現の多様さとを気付かせてくれました。
その成果を受け継ぐとともに、萩焼400年の歴史を有する本県の文化資源である陶芸領域の一層の振興と発展を目的に、全国公募された作品の選抜展である『現在形の陶芸 萩大賞展2010』を開催します。
国内外から応募された作品のうち、二次にわたる厳正な審査を通過した作品が展示されます。「現在形」の陶芸が示す造形表現の歴史性や先端性を感じていただけると存じます。