今も芸能界の第一線で活躍し、多くのファンを持つ日本を代表する歌手のひとり八代亜紀さんの絵画展を開催します。幼い頃から描き続けてきた絵画では、静岡県出身の三軌会会員の画家、市川元晴氏に師事し1982年に初の個展を開催しています。1998年には、第24回欧州美術国際展に入選、同年、フランス画壇の登竜門ル・サロン展にも入選を果たします。以後、ロ・サロン展では5回の連続入選により永久会員となりました。現在では、その才能を見度とに開花させ、歌手だけでなく画家としても高い評価を受け、全国各地で展覧会を開催しています。八代さんの繊細な筆致と詩情豊かな完成で描かれた紙風船や仔犬や仔猫などをモチーフとした作品は、私たちにどこか郷愁と優しさを感じさせます。今展では、油彩画約70点と自作の絵本からの水彩画27点の作品により画家・八代亜紀の絵画世界をご紹介すると共に、会期中に作家によるミニトークと画集へのサイン会を開催します。