滋賀県指定文化財となっている「竹生島宝厳寺文書」376点は、平成13年から9年計画で保存修理事業が行われました。伝存した文書は虫欠による損傷がひどく、また表具の痛みがあって開くことが出来ないものもあったからです。これらについて、損傷部分の繕いを行い、表具などを仕立て直す保存修理事業を行ったのです。この保存修理事業が、この度完了しますので、修理され一新した「竹生島宝厳寺文書」を「武将たちと竹生島」をテーマに陳列します。織田信長や羽柴(豊臣)秀吉、それに朝倉義景など、名前を知った多くの武将文書が20点展示されます。