新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館の開館を記念して「佐伯祐三展 -下落合の風景-」を開催します。
独特の個性を発現した夭逝の天才画家は、結婚を機に下落合にアトリエを構えました。そして、2度のパリ留学の間の日本滞在時に取り組んだのが「下落合風景」の連作です。変わりゆく大正時代の日本の風景が、活き活きとキャンバスの中に描き出され、現代の私たちに懐かしさと優しさを感じさせてくれます。
その「下落合風景」が13点、新宿歴史博物館に集まります。80年以上の時を経て、新宿に帰ってくる「下落合風景」を、パリ時代の代表作とともにご覧ください。
※特別展「佐伯祐三展」の期間中、常設展示室でも、博物館所蔵の新宿を描いた所蔵作品を展示します。