2008年4月より京都国立博物館 文化財保存修理所にて修復作業が行なわれていた奥書院「上段の間」(通常は非公開)の伊藤若冲筆 「花丸図」が2009年8月に修復完了したのを記念し、2010年3月19日(金)〜6月13日(日)まで、伊藤若冲 特別展『百花若冲繚乱』を開催いたします。
第1会場の奥書院「上段の間」では、その伊藤若冲筆 「花丸図」を公開いたします。
第2会場の高橋由一館3階では、若冲筆の襖4面のほか、愛媛県 定連寺が所蔵する若冲筆の「燕」(金刀比羅宮 奥書院の障壁画の一部であったとされています)、若冲筆の掛け軸「伏見人形図」(個人蔵)、若冲筆の初公開の掛け軸6点(個人蔵)、若冲の弟子であったと伝えられる金毘羅大権現(今の金刀比羅宮)第10代別当 宥存の肖像「宥存図」(伝円山応挙筆)、その宥存の作品「鷹図」を特別展示いたします。