未曾有の大災害となった阪神・淡路大震災からまもなく15年をむかえます。
月日が過ぎ、震災を知らない世代が年々増えるなか、そうした若い世代の人たち、あるいは復興後に阪神間に移り住んだ人たちに当時の状況を知ってもらい、震災の記憶を後世に語り継ぐ機会となることを目的とした記録写真展を開催します。
震災直後から、復興過程、そして現在まで、立場の異なる様々な視点の写真約700点から阪神・淡路大震災にまつわる「市内の情景」を伝えます。
本展が震災の記憶を後世へとつなぐ機会となるとともに、いつ起こるやも知れない自然災害に対する日々の防災意識の向上に役立つ機会となれば幸いです。