日本を代表する彫刻家であり、長年にわたり水戸市の芸術文化の発展、活性化に多大な貢献をしてきた能島征二氏の個展を開催します。
能島氏は、茨城大学(教育学部美術科)在学中の1962年に日展初入選を果たし、若くしてその才能を開花させました。その後も感性豊かな人体像を数多く作成し、日展などにおいて輝かしい賞を受賞しています。2004年には《慈愛-こもれび-》で第61回日本芸術院賞を受賞し、2006年に日本芸術院会員に就任しました。こうした功績を称えられ2008年には水戸市文化栄誉賞を受賞しています。
本展は、日展初入賞作品《女の首》から最近に至るまでの作品約60点を展示し、能島氏の足跡をたどります。