世界中の海を舞台に、美しい海中の風景や、海の生き物たちが見せる―一瞬のドラマをひたむきに撮り続ける写真家・中村征夫。今回の展示では、ライフワークの「東京湾」を主軸とし、約40年間にわたる写真家活動で撮影された代表作に、世界一美しいと言われている紅海や自然をそのままに残す直径34メートルの世界一小さなリゾート、ミクロネシアのジープ島などの最新作を加え、中村ワールドを一望できる作品を集めています。
美しい海、神秘の海、生命力にあふれた海、その一方、環境悪化に悲鳴を上げている海、様々な表情を持つ海を、ハイビジョンによる美しい映像も交えてリアルに体感できる展示になっています。