タイトル等
又兵衛絵巻と北斎・広重風景版画の名作
-又兵衛-浄瑠璃物語絵巻、北斎-冨嶽三十六景、広重-東海道五十三次-
会場
MOA美術館
会期
2010-05-14~2010-06-07
休催日
木曜日
開催時間
午前9時30分~午後4時30分[入館は午後4時まで]
観覧料
大人1600円/高大生800円・要学生証/中学生以下無料/満65才以上1200円・要身分証明[団体割引は20名以上]
概要
要岩佐又兵衛勝以(1578~1650)は、江戸時代初期に「浮世又兵衛」と渾名され、「浮世絵の開祖」とも位置付けられました。また、葛飾北斎(1760~1849)と歌川広重(ひろしげ)(1797~1858)は江戸時代後期に風景版画を本格的に制作し、彼らの作品は多くの民衆の心をとらえました。
本展では、当館所蔵の又兵衛作と伝わる絵巻の一つ「浄瑠璃物語絵巻」(重要文化財)と、江戸時代後期を代表する風景版画の名作として後世に大きな
影響を与えた、北斎「冨嶽三十六景」、広重「東海道五十三次(保永堂版)」を展観いたします。
「浄瑠璃物語絵巻」は、源氏の御曹子-牛若と浄瑠璃御前の恋物語を江戸時代初期に絵画化した1巻が約11メートル、全12巻におよぶ長大で彩色豊かな絵巻です。数ある又兵衛絵巻群の中でも他を凌駕するほどの完成度の高さを備えています。
「冨嶽三十六景」は、数々の名作を世に送り出した葛飾北斎の画業の集大成ともいえるシリーズで、天保2年(1831)に出版されました。遠近諸方向から眺めた富士をテーマに様々な画法を用いて表現しています。北斎の「冨嶽三十六景」の出版から2年後の天保4年(1833)から翌年にかけて、歌川広重は版元保永堂より「東海道五十三次」を刊行し、爆発的な人気を博しました。本シリーズは55枚に及ぶ揃物で、東海道をとりまく四季折々の自然の美しさとその中に生きる人々の姿をとらえ、見る人に旅への想いをかきたてました。
本展を通じ、江戸時代初期に活躍した岩佐又兵衛の華麗な絵巻の世界と北斎・広重の風景版画の魅力を是非お楽しみ下さい。
ホームページ
http://www.moaart.or.jp/
展覧会問合せ先
MOA美術館 Tel.0557-84-2511
会場住所
〒413-8511
静岡県熱海市桃山町26-2
交通案内
公共交通機関をご利用の場合
JR 熱海駅下車 → バスターミナル 8番乗り場より MOA美術館行きバスを運行しております。 (バス所要時間約7分)

お車でお越しの場合
東京方面:
東名 厚木ICから 約1時間30分
関西方面:
東名 沼津ICから 約45分
新東名 長泉・沼津ICから 約45分
ホームページ
http://www.moaart.or.jp/
会場問合せ先
[email protected]
静岡県熱海市桃山町26-2
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