タイトル等
「カイガのカイキ」
会場
足利市立美術館
会期
2010-04-10~2010-06-13
休催日
月曜日(5月3日は開館)、5月6日(木)
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
観覧料
一般/500円、大学・高校生/300円、中学生以下無料
*チケットは「カイガのカイキ」「ARAY ASHIKAGA」共通です。
概要
当館では、現代の美術作家による二つの展覧会を、平成22年度最初の企画展として同時開催いたします。一つは、現代絵画の作家7名による展覧会「カイガのカイキ」。もう一つは、45名の作家が制作したブック・オブジェ(「本」のかたち美術作品)による展覧会「THE LIBRARY ASHIKAGA」です。
絵画は、美の味わいをもたらすだけではなく、日常の中では出会うことのない、現実の別の姿をかいま見せてくれます。それはどこからやってくるのでしょうか。
画家は、かつて見た光景や体験したことの記憶、感じたことや思い描いたことなどを心の中に積み重ね、自身の世界観をつくり上げてきました。これは、形と色彩によって画面に表され、そこから私たちは、画家の意識の内にある未知の光景に触れるのです。そして制作の過程では、世界観を創作に変えるための、技と心のたゆまぬ探求が行われます。そこに、絵画ひいては芸術の原点があるように思われてなりません。
今や絵画は、新たな技法や素材を取り入れて、実に多彩な様相を示しています。その一方で、外見の豊かさの中にその本質が埋もれつつあります。そうした中でこそ、いったん原点に立ち帰ることは大きな意味を持つといえるでしょう。
この展覧会では、上野慶一、内海聖史、岡田真宏、黒須信雄、平原辰夫、本田和博、安井敏也の作品を紹介いたします。7名は、空想した景色を描いたものや、色彩で自身の心を表したものなど、制作のテーマや手法は大きく異なりますが、思いを込めて「描く」先に自身の世界観を表現するという、絵画の原点にもとづいた活動を続けてきました。その中でつくられた作品は、絵画の真の力を体感させてくれます。それは、私たちの意識の奥底をふるわせ、一人一人の心の内にもある、「世界」に対する思いを確かめる手がかりになるでしょう。
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
展覧会問合せ先
足利市立美術館 Tel.0284-43-3131
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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