タイトル等
長澤英俊展
オーロラの向かう所
会場
神奈川県立近代美術館 葉山
会期
2010-01-09~2010-03-22
休催日
月曜日(ただし1月11日、3月22日は開館)1月12日(火)、2月12日(金)
開催時間
午前9時30分~午後5時[入場は午後4時30分]
観覧料
一般900(800)円 20歳未満と学生750(650)円 65歳以上450円 高校生100円
※()内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障害者の方は無料です。
主催者
神奈川県立近代美術館/長澤英俊展実行委員会
概要
長澤英俊はイタリアを拠点に活躍する世界的な彫刻家です。1940年に旧満州(現中国東北部)で生まれた長澤は、母の故郷の埼玉県川島町で育ち、県立川越高校、多摩美術大学に学びました。在学中から旅を繰り返していた長澤は、その後、1966年に日本を発って東南アジア、中近東を自転車で横断。1年後に到着したミラノにそのまま住みつき、同時代のイタリアの芸術家と交流しながら本格的な活動を始めます。
長澤は最初期にはオブジェによるコンセプト重視の作品を制作していましたが、1970年代に入ると大理石やブロンズといった素材を用いて彫刻的な表現へと向かいます。彫刻の原点を問い直すような制作を通して、次第に長澤の独創的な手法が生み出され、豊穣なイメージと壮大な構想を感じさせる作品へと結実していきます。それらの作品はヨーロッパで高久評価されるようになり、ヴェネツィア・ビエンナーレやドクメンタなどの主要な国際展でもたびたび紹介されてきました。また、近年では重力や力学の原理を応用しながら、独特な構造でで成り立つ作品も手掛けています。
長澤の作品では、形とイメージ、時間と空間、眼に見えるものと見えないものの関係が独自の視点から深く考察され、それらがある時は詩的に、ある時は明快にあらわされています。その鋭敏な洞察力と豊かな感受性によって生まれる芸術は、深遠で根源的な世界、作者の語る「イデア」の世界を私たちに鮮やかにもたらしてくれるに違いありません。
この展覧会は、1993年に開催されて以来の日本国内における待望の回顧展となります。会場の展示空間を生かして作家自身が練ったプランをもとに、1970年代以降の代表作を振り返りながら、近年の大作を中心とした約19点を紹介します。長澤英俊の芸術の魅力を堪能し、その神髄に触れることのできる、またとない機会となるでしょう。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
電話:046-875-2800(代表)
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
交通案内
■ 電車・バス
JR横須賀線でお越しの場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)から 京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。

京浜急行でお越しの場合
京浜急行「新逗子」駅前(南口2番のりば)から 京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。

■ 車
横浜横須賀道路でお越しの場合
・逗子インターチェンジから 逗葉新道経由で7.6km
・横須賀インターチェンジから 県道27号横須賀葉山線経由で7.2km
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
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