大原美術館コレクションテーマ展は、大原美術館の所蔵品を各回のテーマに沿って構成・展示し、ご紹介する企画です。
1910年から23年までの13年間刊行された雑誌『白樺』は、武者小路実篤や志賀直哉、柳宗悦らを同人とし、小説やエッセイ中心の文芸雑誌ではありながら、積極的に美術を取り上げ、若い読者を中心に、同時代の美術界へ大きな影響力を持ちました。 コレクションテーマ展29では、『白樺』の創刊100年を記念し、『白樺』が紹介した西洋美術、その日本への影響、そして白樺美術館設立構想について、大原美術館との関わりの中で改めて見直します。