600年以上の歴史と伝統を持つ日本最古の歌舞劇「能」と「狂言」。
2008年に開館25周年を迎えられた国立能楽堂は、ユネスコの「世界無形遺産」にも認定されている能楽の公演、振興、演能者の育成、さらには資料の収集・展示など様々な活動を行う一大研究機関として知られています。
本展では、国立能楽堂が所蔵する能楽にまつわる絵画、装束、、また舞台美術[作り物]などさまざまな美術工芸品を通して、舞台とは一味違う能楽の世界をご紹介します。屏風や画帖に描かれた演能の様子、また装束や面で学ぶストーリーなど、作品が語る能と狂言の魅力をこの機会にお楽しみ下さい。