国立美術館では、優れた美術作品の鑑賞機会を提供するため、地方公立美術館等と連携して巡回展を開催していますが、今回当館で、京都国立近代美術館及び東京国立近代美術館が所蔵する明治・大正・昭和にわたる珠玉の名作を展示します。
この展覧会では、両館が所蔵する作品から、浅井忠、藤島武二、岸田劉生、藤田嗣治、安井曾太郎、梅原龍三郎、東郷青児、下村観山、川端龍子、堂本印象、広島晃甫、杉山寧など、日本を代表する72名の美術作家の名作76点を選りすぐり、[「洋画」誕生]、[「洋画家」たちの花開く個性]、[日本画-「洋画」との並立]、[「洋画」を超えて-「戦後美術」という名のもとに]の4つのコーナーを設け、明治・大正・昭和にかけての日本美術の流れを紹介します。