「人間国宝」と呼ばれる、優れた技術を持った作家たち「重要無形文化財保持者」をご紹介いたします。工芸技術分野における歴代全ての人間国宝、延べ160人の163作品をはじめ、「重要無形文化財保持団体」14団体の17作品、「選定保存技術」保持者21人と保存団体10団体の関係資料を一堂に展示予定です。
高知県吾川郡いの町在住の濱田幸雄(土佐典具帖紙)や幼少期を高知市で過ごした藤本能道(色絵磁器)の作品、また、かつて高知市で多様な手漉和紙用具(紗)を製作した山崎鶴亀の製作過程の資料などもご紹介します。
今日まで守り伝えられてきた、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、手漉和紙、截金、撥鏤など様々な、麗しき、日本工芸の世界をご堪能ください。
なお、会期中、作品保護のため一部作品の展示替えを行います。