-あのころ、写真家たちはレンズを通して何を見たのか?-
第2次世界大戦後、占領下の混乱期から高度成長期を経てバブル期へと至る激動の時代「昭和」に焦点を当て、土門拳や木村伊兵衛から東松照明や細江英公、そして荒木経惟、森山大道まで、「昭和」を生きた写真家たち約70名の写真作品約200点を通してこの時代を振り返ります。
本展では、戦後日本における「昭和」、つまり1945年から1989年に至る時代に撮影・制作された写真作品を、下記の4部で構成し、写真表現の変遷をご紹介いたします。めまぐるしく変化する社会情勢や価値観の中で、写真家たちがレンズを通して何を見、印画紙に何を焼き付けようとしたのかに思いを馳せ、昭和という時代の変転を再考していただく絶好の機会となることでしょう。
第1部 昭和20年代 -占領下の日本-
第2部 昭和30・40年代part1 -高度成長期-
第3部 昭和30・40年代part1 -ヒーロー・ヒロインの時代-
第4部 昭和50年代 -オイルショックからバブルへ-