タイトル等
川喜田半泥子のすべて
会場
岐阜県現代陶芸美術館
会期
2009-10-03~2009-12-23
休催日
月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般800(700)円 大学生600(500)円 高校生以下無料
*( )内は団体20名以上
*11月3日(火・祝)文化の日は無料
主催者
岐阜県現代陶芸美術館 石水博物館 朝日新聞社
概要
近代陶芸史に大きな足跡を残した川喜田半泥子(本名・久(きゅう)太夫(だゆう)政令(まさのり)1878-1963)は、三重県津市の素封家で、東京・大伝馬町に寛永年間から続く木綿問屋の家に生まれました。家業を継ぎ、百五銀行頭取や数々の企業の要職をこなして財界で活躍する多忙な日常を過ごす一方、陶芸、日本画、書、木版画、建築、油彩画、写真、パステル画、俳句などの各方面にその芸術的才能を発揮します。とりわけ50歳を超えて本格化した作陶は破格で、趣味の域をはるかに超え、当時の沈滞していた陶芸界に革新的な息吹を吹き込みました。茶道に対する深い理解、そしてユーモラスかつ壮大な思念を込めた作品は、ひとつひとつが大きな宇宙とも呼べるふくよかさを持っています。半泥子の作品やその芸術・文化における鋭い着眼点と深い知識は、交流を重ねた荒川豊蔵や金重陶陽、三輪休和、三輪壽雪らをはじめ、若き陶芸家たちにも深い影響を与えて、昭和における陶芸復興の礎ともなりました。

また半泥子は文化事業の優れたパトロンの顔も持ち、地域振興の事業も手がけ、私財を投じて三重県下初の総合文化施設となる財団法人石水会館を創設しています。

あくまで素人として創作活動を行い続けた半泥子の作品は、幅広い交友関係に贈られ、愛蔵されてきました。それゆえ、その名声に比して、まとまって作品を鑑賞する機会には恵まれてきませんでした。

本展では半泥子没後、同財団を母体に、遺族からの寄贈を受けて昭和50(1975)年より登録博物館として活動を始めた石水博物館の全面的な協力を得て、陶芸、書画のほか建築、写真、俳句や資料などにもふれて半泥子の全貌に迫ります。半泥子が生み出した芸術の世界を存分にお楽しみください。
ホームページ
http://www.cpm-gifu.jp/museum/
展覧会問合せ先
Tel.0572-28-3100
会場住所
〒507-0801
岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
交通案内
[お車でのアクセス]

■ 東京→小牧JCT→多治見
(東名高速、小牧JCT経由 中央自動車道)

■ 大阪→小牧JCT→多治見
(名神高速、小牧JCT経由 中央自動車道)

【中央自動車道・多治見ICから】
国道19号を土岐・中津川方面に 約5km
→ 東町1の交差点を右折

【東海環状自動車道・土岐南多治見ICから】
国道19号を多治見・名古屋方面に 約1km
→ 東町1の交差点を左折

※駐車場無料・一般車312台収容

[公共交通機関でのアクセス]

■ JR多治見駅までのアクセス方法
・東京方面… 東京→(新幹線)→名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅
・大阪方面… 大阪→(新幹線)→名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅

■ JR多治見駅から岐阜県現代陶芸美術館へのアクセス方法
①多治見市コミュニティーバス (ききょうバス)
…土・日・祝日のみ運行
料金:¥200 所要時間約25分
オリベルート「セラミックパークMINO」下車
※1日乗り放題フリーパス(300円)あり。

②東鉄バス
料金:¥270 所要時間約15分 (下車後、徒歩約10分)
・多治見駅前(南口) 東鉄バス3番乗り場より 【妻木線】もしくは【瑞浪=駄知=多治見線】のどちらかに乗車
・停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』下車 (バス停から施設まではバス停に取り付けられた案内板をご参照ください。)
※1. 【妻木線】で「タウン滝呂」経由の便は 停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』を通りませんのでご注意ください。
※2. 停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』は、上りと下りではバス停の場所が違いますので、ご注意ください。

③タクシー 所要時間約10分
ホームページ
https://www.cpm-gifu.jp/museum
岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
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