九州産業大学では、教育用標本として長年にわたり「造形的に魅力のある椅子」いわゆるデザイナーズチェアを収集してきました。
本展は、「歴史にすわる」というタイトルのとおり、目で観るだけでなく、作品に実際にすわることで、そのすわり心地を体感できる展覧会であり、シリーズとしては5回目となります。
「デザインが素敵」「使い心地が良さそうで、長くすわっていられそう」「格好いいけれど、固くてすわりにくそう」「これ、どうやってすわるの?」椅子の見た目の感想はさまざまですが、やはり、すわってみないとわかりません。
ですから、みなさまどうぞすわってみてください。
きっと、あなたの一脚がみつかるはずです。
今回は、2007年度に新たに加わった所蔵品17点と、これまでに開催したシリーズで人気の高かった作品を中心とする18点、計35点を展示。多彩な素材や様式による名作たちが、みなさまのご来館をお待ちしております。