絵や陶芸をつくる作家は、日々どんな気持ちで作品に向き合っているのでしょうか。
私たちには想像のおよばない、さまざまな技法や地道な作業によって、作品はつくられています。
その道のりはとても大変なものですが、それだけにいっそう、彼らが感じるつくるよろこびは大きいことでしょう。
この展覧会では、色彩や技法に注目する小さなテーマごとに作品を並べ、知っているとたのしい美術の「ひみつ」に迫ります。作品のあちこちにちりばめられた「わざ」「しかけ」「くふう」を見つけ出し、作家たちの「よろこび」を感じていただければ幸いです。
まずはとにかくじっくりと、ひとつひとつの作品をご覧ください。きっと何かたのしい発見があるはずです。