美術館本館陳列室では、8,000件を超える館蔵品を、日本の彫刻・絵画・金工・陶磁・漆工、 中国の彫刻・絵画・金工・陶磁など分野別に随時展示しています。
■名所図会の世界
各地の名所旧跡・神社仏閣などを書き記し、そこに挿絵を添えた名所図会は、江戸時代後期に盛んに刊行されました。
様々な名所図会の世界を紹介します。
■釈迦信仰の絵画
仏教の開祖、釈迦に対する信仰によって生み出された絵画は、時代を問わずアジアに多数現存しています。
今回は涅槃図や釈迦三尊像、羅漢図、そして華厳経に基づく絵画など約30点を展示します。
■近代日本の洋画
当館収蔵の近現代絵画の中でも、当館が開館した昭和前期を中心とした日本の洋画には、貴重な作品が含まれています。
今回は、明治の後半から大正・昭和にかけて活躍した画家たちの作品、約30点を展観します。
■漢代の石刻
岡村蓉二郎氏の収集した中国の拓本「師古斎コレクション」から、前漢・後漢両時代の石刻を展観し、古隷から八分にいたる隷書の美をお楽しみいただきます。