時を経てもなお、記憶に残るあの日の少女たち。
テレビドラマでも映画でもなく、それは少女漫画の中に生きていました。
昭和30年代初期の資本時代から活躍している武田京子先生の作品は等身大、社会派などとも呼ばれて、現実の私たちを投影する登場人物が多く登場しています。
作品に満ちているやさしさに、今読んでもまた胸を熱くする、そんな気持ちを皆さんと分かち合いたいと思い、今回の展覧会を企画いたしました。
武田先生が「マーガレット」「セブンティーン」時代、締切りに追われて缶詰になった、思い出深い(?)神保町での小さなマンガ展。あなたは誰に再会するでしょうか。