横浜市歴史博物館では、横浜開港150周年にあわせて、安政6年(1859)の開港前後から明治初頭までにおける、開港場・横浜とその周辺地域の風景の変貌を、絵地図や浮世絵などにより紹介する企画展を5月23日から7月5日まで開催します。
開港した横浜の土地は、外国人の居留地が置かれ、当時の日本人にとって珍しい風俗・風景が日常的に見聞きされた場所でした。そこで多くの絵地図・浮世絵・瓦版・絵巻などが刊行されました。なかでも浮世絵は人気があり、後に「横浜浮世絵」と総称されるほどの総量が製作されています。
本展では、ペリー来航や横浜開港にかかわる絵地図・浮世絵を中心に、約80点を展示します。全体として、大錦三枚続等といった比較的大型のものが並びます。変わりゆく開港場・横浜の風景をお楽しみください。