タイトル等
石内都 Infinity ∞ 身体のゆくえ
会場
群馬県立近代美術館
会期
2009-04-25~2009-06-14
休催日
月曜日(5月4日を除く)、5月7日(木)
開催時間
午前9時30分~午後5時(ただし入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般:800(640)円、大高生:400(320)円
*( )内は20名以上の団体割引料金
*中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主催者
群馬県立近代美術館
概要
群馬県桐生市に生まれ、横須賀で育った写真家石内都(いしうち・みやこ)は、1970年代後半より活動をはじめ、国内外の展覧会出品や写真集の刊行など、30年のキャリアを持つ現代日本を代表する作家のひとりです。初期の作品群《絶唱、横須賀ストーリー》、《APARTMENT》(木村伊兵衛賞受賞作)、《連夜の夜》において街の情景、建物、壁などを粗い粒子でプリントするスタイルで注目を浴びた後、1980年代後半からは人間の身体に関心を移し、手足や傷跡、加齢による皺など、時の経過により人間の身体に刻まれる生の軌跡を追求しました。2002年には、亡き母の遺品を撮影した《Mother’s》を発表。2005年のヴェネツィア・ビエンナーレで日本代表作家として同シリーズを展示し、世界的な注目を集めました。2008年には新作《ひろしま》で原爆の遺品を撮るという新たな展開を見せ、写真集《ひろしま》と広島での展覧会活動により、本年、第50回毎日芸術賞を受賞しました。
本展覧会は、石内の生誕地、群馬で行われる初の本格的個展として、《1・9・4・7》から近作《ひろしま》までの身体と遺品をめぐる作品約120点をご紹介します。身体をテーマとした作品としては、同年生まれの女性の手足と顔を撮影した《1・9・4・7》、男性の体の末端を探求した《爪》、舞踏家大野一雄の膚を撮った《1906 to the Skin》、傷跡を接写した《SCARS》、《INNOCENCE》に加え、今回、展覧会で初発表となる、トランスジェンダー(性別越境)を扱った《A to A》を展示します。また、母親の火傷痕を撮った《25 MAR 1916》と、他界後に遺品を撮った《Mother’s》のシリーズをあわせて展示し、偶然のめぐりあわせをはらんだ石内の人生と創作の関係に注目します。《ひろしま》からは、これまでの作品に加え未発表の作品もご紹介します。
写された在/不在の身体のむこうに、終わりのない時間を刻む無限の世界-Infinity-を探るかのような、石内の研ぎ澄まされた眼差しを体感してください。
ホームページ
http://www.mmag.gsn.ed.jp/
展覧会問合せ先
027-346-5560
会場住所
〒370-1293
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
交通案内
[自動車]
■ 上信越自動車道の 「藤岡I.C.」高崎方面出口より出て、県道13号線を前橋方面に約10分。
■ 関越自動車道 「高崎玉村スマートI.C.」(ETCのみ)より出て高崎方面に向かい、県道13号線を藤岡方面に約8分。
■ 北関東自動車道 「前橋南I.C.」より県道13号線を藤岡方面に約15分。
■ 県立公園「群馬の森」の大駐車場をご利用ください(無料)。 大型バス複数台駐車可能。(要予約)
*公園閉園後の駐車場の利用はできません。
県立公園「群馬の森」 開園時間: 4月~9月:7時30分~18時30分 / 10月~3月:8時~17時30分

[タクシー]
■ JR 高崎駅東口より 約20分
■ JR 新町駅より 約10分

[電車・バス]
■ JR 高崎線・湘南新宿ライン または 上越・北陸新幹線で 高崎駅下車 (新幹線は東京駅より約60分)。
JR 高崎駅東口より、市内循環バスぐるりん 「群馬の森線」 9系統(約38分)、10系統(約26分)、または「岩鼻線」 15系統(約25分)で、いずれも「群馬の森」下車。(200円)
ホームページ
https://mmag.pref.gunma.jp
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
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