花模様の背景に女性が立っているという絵を描いていました。背景の花模様から描きはじめると、徐徐に背景の色が人の形に浮かび上がってきます。そのシルエット状のものを作品として制作しました。周りにある模様の場所を反転して、描いた女性の上に背景の花模様がのっているという作品につながっていきます。 地図というタイトルは地と図のことです。地が図のように見えたり、図が地になったり、図が地に覆われたりしています。 展覧会は、油彩画、アクリル画、戦車の立体作品、レースの映像インスタレーションで構成されます。 松山賢